誇りを持って通信制高校へ

全日制の高校2年生で、通信制の高校へ転入しました。

2年生だったので、その年の単位は取れておらず、1年分の単位しかなかったので通信は2年生から。という形になります。


全日制の高校では1年生の時にすごく仲のいい友達ができ、高校生活も楽しく過ごしていたのですが、2年生に上がる時にその友達が「高校を辞める」と言い出し、友達を引き止め切れなく、友達は中退しました。

その後もその友達とは交流があり関係は良好でした。

しかし、自分は2年生に進学したのですが、段々と学校へ行く回数も減っていき、秋頃には担任の先生から「このままでは単位がとれない。
3年生になれない」と言われ、学校生活に意欲がない頃だったことと、当時コンビニのバイトを深夜までやっていたこともあり、「働いた方がお金もらえるし!」と中退することにしました。

中退を担任の先生に伝えて2週間後くらいに連絡があり「通信制の高校へ転入するのはどう?」とそこで初めて通信制という存在をしりました。

初めは、「あ!単位持ってけるんだ~ラッキー??」「車の免許も取っていいんだ~」「働いてお金も稼げるんだ~」と少し大人になった様な新鮮でワクワクした感覚でした。

転入して、すぐに同年代の友達もでき通信制に慣れるのには、それ程時間はかからなかったです。

平日は働いて、レポートをやる。

日曜日は学校に行く。

そうしてる間に、すごく年上の方や自分とは違うタイプのクラスメイトとわかり合い友達になって、色んな話が出来て知って価値観が広がって、通信制の学校はわたしにとってとても居心地の良い場所になりました。


通信制は、レポートを期限までに提出しなきゃいけなかったり、誰も助けてはくれなく、働きながらだと大変で時には「全日制で学校だけ行ってりゃ楽でよかったな」と思ったりしましたが、そのお陰で『自分でスケジュール管理する』ということが身につきました。
自分に自信が持てるようになりました。

そして何より、自分で自分の時間を作り、自由にやりたいことができる。
といったところが私にはとても合っていて魅力でした。


私が通った通信制には様々な方が見えましたが、これからの時代は今までとは違って、みんながみんな同じじゃなくていいし、自分で考え工夫する柔軟な時代になっていくと思うので、時代にも人にも合っている通信制制度だと感じます。

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